FIP・FIT制度の違いとは何?自治体が行う太陽光発電をお得に購入できる制度をご紹介!

環境や家計のことを考えて太陽光発電の導入を検討されている方も多いと思いますが

余った電気はどうすれば良いの?

太陽光発電を導入するにはお金がかかりすぎる...

と様々な不安や疑問があると思います。


今回は余った電気を売るときに知っておきたい制度と

再生可能エネルギーの普及促進のために自治体が行っている

太陽光パネルや蓄電池をお得に購入できる取り組みについてご紹介します。


太陽光発電の電力買取制度


FIT制度

FIT(Feed-in Tariff)とは、再生可能エネルギーの普及を促進するために導入された政策の一つであり、固定価格買取制度を指します。


出典:FIP制度の詳細設計とアグリゲーションビジネスの更なる活性化|資源エネルギー庁


この制度により、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー発電による電力を電力会社が買い取ることが可能となります。


FIT制度は、日本でも2009年に導入され、再生可能エネルギー発電設備の導入を促進しました。

FITによる買取価格は、発電の方法や設備の大きさ、設置場所によって異なりますが、20年間の買取契約が保証されており、長期的に安定した収益が期待できます。


この収益に充てる財源の一部は国民からの再生可能エネルギー発電促進賦課金によって賄われています。

つまり、国民一人一人が追加の電気代を支払うことで、FIT制度は維持されているのです。

再生可能エネルギー発電促進賦課金は電気を使うすべての人が負担しています。

負担額は電気の使用量に比例しており、単価は全国一律になるように調整されています。

この単価は買取価格等をふまえて年間でどれくらいの再生可能エネルギーが府導入されるかを推測し、毎年経済産業大臣が決めています。

この推測値と実際の値の差は翌々年の再生可能エネルギー発電促進賦課金単価で調整されるのです。

このようにして再生可能エネルギーの電気が普及することで、日本のエネルギー自給率の向上に貢献しようとしています。



FIT制度のメリットとしては、

・固定価格で売電が可能。

発電した電力を一定期間固定価格で売電できることが挙げられます。

・地球環境にやさしい

また、太陽光発電により発生するCO2排出量を削減することができ、地球環境に貢献することができます。

これは、温暖化対策としても重要な役割を担っています。

・エネルギー自給率の向上

再生可能エネルギー発電を設備導入することで、国際情勢の影響に左右されることなく、安定して電力を賄うことができます。


以上のように、FIT制度は再生エネルギー可能発電設備の導入を促進する政策であり、長期的な収益を得ることができるメリットがあります。

とは言っても太陽光発電は高額な初期費用が掛かるため、導入時期や買取価格の種類を適切に判断する必要があります。



FIP制度

FIP制度は、日本国内で再生可能エネルギーの普及を促進するために導入された制度の一つです。


出典:FIP制度の詳細設計とアグリゲーションビジネスの更なる活性化|資源エネルギー庁


この制度は売電の時に採算がとれるように、売電した事業者にプレミアム(補助金)を上乗せした金額が支払われます。

プレミアム価格は、事業者が売却した電力量やその年の再生可能エネルギー発電の導入状況に応じて、国が決定します。


FIP価格(基準価格)=参照価格(売電収入)+プレミアム(補助金、利益)


FIP制度の目的は、太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギー発電を促進することです。

発電した電力を売る価格が安い場合でも、プレミアム価格によって収益性を高めることができるため、再生可能エネルギー発電に対する投資意欲が高まることが期待されています。


また、FIP制度は、再生可能エネルギー発電を導入する事業者に対して、一定期間安定した収益を得ることができるというメリットもあります。

発電設備の導入を積極的に行うことができ、地球温暖化防止やエネルギーの安定供給などの社会的課題の解決に貢献することができます。



FIP制度は、FIT制度と比較して、電力会社が買い取る価格が低く、その代わりにプレミアム価格が規定される点が異なります。

そのため、FIT制度よりも発電事業者が設備を設置するコストが高くなる可能性があります。

また、買取価格が市場に連動して変わるため、売るタイミングや売り先を見極める必要があります。




自治体の取り組み


大阪府では独自に「太陽光発電および蓄電池システムの共同購入支援事業」を実施しています。

再生可能エネルギーの普及拡大や省エネルギーの推進に向けて導入された取り組みです。


この取り組みは府と協定を締結した支援事業者が府内全域から購入希望者を募り、設置をサポートする共同購入支援事業を実施しています。


購入プランは以下の3パターンから選ぶことができます。

①太陽光パネルのみ

昼間発電した電気をリアルタイムで使うことができ、電気代を節約しながら売電収入で購入費用を回収できます。


②太陽光パネル+蓄電池

昼間発電した電気を蓄電池に貯めて夜間も使用でき、停電時にも電気に困りません。


③蓄電池のみ

現在太陽光パネルを購入していて、夜間や災害時に備えて蓄電池を購入したい方におススメです。



2023年の参加募集期間は3月30日から8月31日までです。

キャンペーンの登録をしても太陽光パネルや蓄電池の導入契約義務はないため、検討している方は早めに登録しておいてください。



登録から購入までの流れ

①無料の参加登録

専用のWEBサイトから簡単に登録できます。


②見積もり確認

太陽光パネル・蓄電池がいくらで買えるのか見積もり額を確認します。


③オンライン説明会に参加


④調査の申し込み

最終見積もりを作成するために、図面や現地確認による調査に申込みます。

調査後、最終見積もりで購入判断をして契約手続きとなります。



この取り組みに参加する世帯がみんなでまとめて購入するため、お得になり、さらに登録や購入、施工までトータルサポートしてくれるので

太陽光の導入を考えている方は検討してみてはいかがでしょうか。


詳しく以下のリンクからご覧ください。

https://www.pref.osaka.lg.jp/eneseisaku/kyodo01/index.html

大阪府:太陽光発電及び蓄電池システムの共同購入支援事業


今回ご紹介した大阪府の取り組みは主に現在所有している住宅に太陽光パネルや蓄電池を取り付ける場合の補助金です。

新築住宅の購入を検討している場合は、さらにお得に太陽光パネルを取り付けられる場合があります。


弊社では標準仕様として太陽光パネルを採用しているため、参加登録や見積もりの手間なく太陽光パネルを設置することができます。

未来にも家計にもあたたかい太陽光発電システムの導入をぜひ検討してみてください。


◆分譲中の物件はコチラ

https://www.hokuei-hd.com/bukken_top


◆Instagram更新中!ぜひご覧ください

https://www.instagram.com/hokueigroup2050/