家の第一印象を決める外壁材!種類と代表的なメーカーの人気ランキング

▼家の第一印象を決める外壁材!種類と代表的なメーカーの人気ランキング

外壁材を選ぶときはデザインもたくさんありますが、機能面や価格なども種類によって様々です。

まずは各種類の特徴を理解したうえで理想の外壁材を選びましょう。


各外壁材のメリット・デメリット

よく使われている外壁材は以下の5つです。それぞれの特徴について解説していきます。

・窯業系サイディング

・金属サイディング

・モルタル外壁

・ALCパネル

・タイル


①窯業系サイディング

窯業系サイディングはセメントや繊維質などが主な原料の板状外壁材で、国内の新築住宅で最も多く使われている外壁材です。


◎メリット

・レンガ調・タイル調・石目調などデザインが豊富なため、選択肢が広がる。

・大量生産が可能なため、他の外壁味と比較すると価格が安く済む。

・不燃、または準不燃材料のため、火災に対する安全性に優れている。


大阪市内のように住宅が密集するような地域では、延焼を抑える意味でも耐火性能のある外壁材を検討することをおすすめします。


△デメリット

・表面の塗装やコーキング(外壁の継ぎ目を塞ぐこと)の寿命が約10年なことから、定期的なメンテナンスが必要。

 他の外壁材でもメンテナンスが全くいらないということはありませんが、比較的高頻度でのメンテナンスが必要となります。

・蓄熱性があるため、夏の暑さなどを逃さず溜めてしまう。

 蓄熱を緩和させるには遮熱効果のある塗料を使用するのが有効です。

・外壁材に耐水性能がないため塗装の防水機能が衰えると、構造部分に雨水の侵入を許す可能性がある。

 そのため、定期的な塗装やコーキングのメンテナンスが必要なのです。



→窯業系サイディングは比較的安価に、豊富なデザインから外壁材を選びたい方におススメです!



②金属サイディング

金属サイディングは金属の中では錆びにくく、耐久性の高いガルバリウム鋼板などを成型した外壁材です。


◎メリット

・芯材に断熱材を使用することで断熱効果に優れている。

・金属素材のため、ひび割れに強く、水分を含まないため冷害になりにくい。

・板を貼り合わせる工法のため、他の工法よりも壁に厚みが出て遮音性が高くなる。

・軽量なため建物に負担がかかりにくく、耐震性に優れている。


△デメリット

・金属は丈夫な反面、錆が発生しやすい素材。

 錆止めの塗装はされているものの塗装がはがれると錆が発生します。また、塩害を受けやすくなります。

・窯業系サイディングに比べると価格が高くなる。



→金属サイディングは冷害になりにくいので、寒冷地にお住まいの方におススメです!



③モルタル

セメントと砂、水を混ぜてペーストにしたもので、工場でつくられたものを貼り付けるだけのサイディングとは違い職人が手作業で施工するのが特徴です。


◎メリット

・既製品ではなく手作業のため、カーブなど自由度の高いデザインができる。

・主成分がセメントや水といった無機質のため耐火性に優れており、火災時も燃え広がりにくい。

・サイディングの壁と違いコーキングがないので、メンテナンス性に優れている。


△デメリット

・衝撃や力が加わった時や経年劣化によりひび割れが起こりやすくなる。

・表面が凸凹した仕上がりのため、汚れがたまりやすくなる。

・職人の手作業による施工のため、出来栄えが職人の技量に左右される。



→モルタルはオリジナリティあふれるデザインにしたい方、耐火性を重視したい方におススメです!



④ALC

セメントや生石灰が原料で、内部に気泡がある軽量コンクリートからできている外壁材です。


◎メリット

・軽い素材のため地震に強く、定期的にメンテナンスをしていれば50~60年はもつと言われている。

・主原料がセメントなどの無機質原料のため、燃えにくく有害物質が発生しない。

・内部の気泡が音を吸収するため、住宅内に音が伝わりにくい。


△デメリット

・ALCパネルはサイディングボードよりも小さく設計されているため、他の外壁材と比べると繋ぎ目が多く雨漏りのリスクが高い。

・吸水性が高い素材のため、ALC内部に水が浸入すると建物の耐久性を低下させる恐れがある。

・他の外壁材に比べると価格が高くなる。



→ALCは価格よりも耐用年数を重視したい方におススメです!



⑤タイル

粘土、または無機質の原料を高温で焼き固めた外壁材で、高級感や重厚感を与えることができます。


◎メリット

・かたい素材のため耐久性に優れている。

・吸水性がほとんどないため、紫外線や雨風から住宅を守ってくれる。

・丈夫で劣化が起こりにくいことからメンテナンスに手間がかからない。


△デメリット

・初期費用が高額でサイディングの倍かかることもある。

・メンテナンスはしやすいほうですが、コーキングのメンテナンスは必要になる。

・タイルの浮きや剥がれといった劣化症状がある場合は落下の危険があり、建物構造に影響を与える可能性がある。



→タイルはメンテナンスの手間を省きたい、重厚感のあるデザインにしたいという方におススメです!





大手メーカーの人気外壁材

ここからは弊社の標準仕様でもあるケイミュー外壁材の特徴と人気柄についてご紹介します。

ぜひ外壁材選びの参考にしてみてください。



ケイミューの外壁材の特徴

ケイミューの外壁材の主流は人気の高い窯業系サイディングです。

「光セラ」、「親水パワーコート」、「親水コート」などがあります。


まずは全商品に共通する特徴をご紹介します。


・石綿を使用していないため、人と環境にやさしい外壁材。


・地震の揺れを軽減する軽量設計。

 地震が起こった時に住宅の骨組みにかかる負担を左右するのは外壁材の重量です。ケイミュー外壁材の住宅1棟あたりの重量はモルタルに比べて軽く、地震時にかかる負担を軽減します。


・燃えにくく、火災の負担を最小限に抑える。

 国土交通大臣認定の不燃、準不燃材料を使用しており、耐火構造・準耐火構造・防火構造の認定を取得しています。


・通気構法で住まいの耐久性を向上させる。

 住宅の高気密化・高断熱化に伴い今まで以上に通気性の重要性は高まっています。通気構法は骨組みの中に空気の通り道をつくり、湿気を放出して住宅の耐久性と快適性を向上させます。また、透湿防水シートを使用しているため、すみやかに湿気を外気に放出させ、内部結露を防止します。


・直射日光が当たると、外壁はかなりの熱を受けるものの、通気層の通風によって遮熱効果が得られる。


・外壁材に使用している元の素材は全て熱の伝導が小さく、優れた断熱性を発揮する。


・音の侵入を抑え、心地よい空間を保ちます。外からの騒音はもちろんのこと、中からの生活音の漏れも軽減できる。



外壁材のシリーズによっても特徴は異なります。

それぞれの特徴は以下の通りです。


●光セラ

・365日お手入れは不要。太陽の力で外壁に付着した汚れを分解し、雨水で洗い流すセルフクリーニング仕様。

・主骨格100%、無機塗装のセラミックコートのコーティングにより、色あせや日焼けの原因である紫外線をしっかりガードできるので美しい外観を長く保つことができる。



●親水パワーコート

・表面の親水コートは雨が降れば壁に付着した汚れを浮かして洗い流してくれる。

・優れた耐候性を持ったパワーコートで色あせを少なくする。



●親水コート

・表面の親水コートは雨が降れば壁に付着した汚れを浮かして洗い流してくれる。



▼ケイミュー外壁材の人気ランキング

①フィエルテ

QFフィエルテ チタン アイロン

[FLAT DESIGN PANEL]


②カルナック18

QFマックス チタン ブラック

[ネオロック・光セラ18]


③ブルレウッド18

QFブルレ チタン アンバー

[ネオロック・光セラ18 セラトピア]

上位3つにランクインしている外壁材はいずれも光セラです。

デザイン面でも機能面でも人気が高くなっています。




いかがでしたでしょうか。

見た目や価格のみで選んでしまうと機能面やメンテナンスのしやすさで後々後悔してしまう可能性があります。

求める外壁材が何なのかをしっかり考えたうえで決めてみてください!




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