▼家を建てる前に考えたいプライバシーとセキュリティ対策
家は私たちにとって居心地の良い良い場所であり、大切な家族や財産を守るための安全な場所です。
新しい家を建てる際には、デザインや間取りだけでなく、プライバシーやセキュリティにも十分な配慮しなければなりません。
このコラムでは、家を建てる前に考えたいプライバシーとセキュリティ対策について、具体的な方法をご紹介します。
プライバシー対策
・フェンスや生垣を設置する
フェンスで外部と仕切ることで人が勝手に入ってくることを防ぐことができます。
また、駐車場を開放しているとUターンに使われることもあるため、フェンスを設置しておくと土地を勝手に使われることがありません。
子供やペットを庭で遊ばせるような家庭では外からの視界を遮りながら開放的に遊べるためおススメです。
・窓の配置
自然の光を取り入れたり、目の前の景色を楽しむためにも大きな窓がほしいと考えている方も多いと思いますが、
セキュリティの観点では大きな窓はあまりよくないことも。
隣地や通行人からの視界を遮れる位置や高さ、大きさを検討しましょう。
しかし快適に過ごすためには採光も大切なため、神経質になりすぎる必要はありません。
・内部のプライバシー
プライバシーは外部との間だけで考えるものではありません。
家の中でもプライバシーの確保は必要です。
例えば以下のような場合があります。
・寝室と共有スペースが近く、話し声などが気になる。
・開放的な空間を目指して仕切りの少ない家にしたがプライベートな場所がなくなってしまった。
・バスルームやトイレが寝室と近く、音が気になってしまう。
家の中でもプライバシーの確保が大切になります。
一緒に住む家族それぞれのプライバシーを守れる間取りを考えましょう。
・リビングを2階にする
リビングを2階にすると隣家や通行人と目を合わせにくく、プライバシーを守りやすいです。
それだけでなく住宅が並ぶ地域では、1階のリビングよりも2階のリビングの方が日当たりが良く、開放感のあるリビングをつくることができます。
リビングは過ごす時間が長くなる場所のため、居心地の良い空間をつくることをおススメします。
セキュリティ対策
・センサーライトを取り付ける
センサーライトは手軽に取り入れることができ、防犯効果も高いため設置をおススメします。
設置を特におすすめしたい場所は以下の4つです。
①玄関
玄関は家に入る最も一般的な場所のため、夜間に照明がついていない場合には外からも見えにくく、侵入しやすくなります。
特に大阪市内などでは狭小地で駐車場の奥に玄関がある場合も多いので、センサーライトは必須と言えます。
②駐車場
駐車スペースは夜間特に暗くなりがちです。
玄関と同じく外から見えにくいため侵入しやすくなってしまいます。
また、夜間の駐車は周囲の物や人が見えづらく危険です。
防犯だけでなく事故防止のためにもセンサーライトをおススメします。
③家の裏
勝手口などがある家では家の裏側からも侵入可能です。
裏側となると防犯意識も欠けがちですが、防犯意識の低いところは侵入するのに最適な場所です。
勝手口がない家でも裏側から敷地内に侵入して内部へ入っていくことも考えられるので予算に余裕がある場合は取付をおススメします。
・玄関前を砂利にする
光があると侵入者は入りづらくなりますが、音がする場所も侵入者は嫌がります。
家の周辺を砂利にすると侵入するまでに音が鳴るので防犯になります。
現在では防犯に特化した防犯砂利やおしゃれな砂利もあるため検討してみてはいかがでしょうか。
・2重ロック
鍵が2つに増えることで鍵を開ける手間が増えるため、防犯性を強化できます。
侵入までの時間が長ければ長いほど侵入をあきらめる傾向があります。
2重にロックをかけていなくても2つ鍵がある時点で避けられることが予想できるのでまずは取り付けてみても良いかもしれません。
・防犯カメラの設置
予算があれば防犯カメラで家のセキュリティシステムを強化することも防犯に繋がります。
また、侵入があった際には証拠として提出が可能なため保証を受ける際にも役立ちます。
また、もっとセキュリティを強化したい際は「ホームセキュリティ」の導入を検討しましょう。
ホームセキュリティとは住宅内に取り付けたセンサーなどの防犯機器を使って家の中や外を守るためのシステムです。
何か異常があった場合はプロの警備会社から警備員が駆け付けます。
ホームセキュリティは何かあった際にも安心ですが、防犯にも役立ちます。
導入するとわかりやすい場所にステッカーを貼ることになります。
ステッカーがあると、セキュリティ対策をしていると示すことができます。
また防犯だけでなく火災やガス漏れ、水漏れなどの災害を感知するものもあります。
もしものために備えておくと良いかもしれません。
ホームセキュリティを導入すると保険料が割引になることもあります。
例えば、ホームセキュリティの大手、セコムでは火災保険の保険料が割引になります。
割引率は約3%~41%で契約条件や建物の構造によって割引率が異なります。
木造の非耐火構造では約3%~25%の割引率、
鉄骨造等の耐火構造だと約4%~26%の割引率で耐火構造の方がやや割引率が高くなっています。
ホームセキュリティは戸建て住宅のみでなく、女性の一人暮らしなどでも気軽に始めることができます。
ALSOKでは「HOME ALSOK レディースサポート」があります。
夜道など外出先で不安を感じるときに使える防犯ブザーやモバイルセキュリティで非常時はどこからでも通報できるシステムがあります。
もちろん、警備員が現場に駆け付けることも可能です。
このようにプライバシーやセキュリティの対策方法はたくさんあります。
しかし全てを取り入れることは難しいので、優先順位をつけて採用してみてください。
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